朝ばっちりメイクしたのに、午後になったらテカったり、ヨレたり、剥がれたり…メイクに関するトラブルに悩まされない日はないですよね。
「トイレに行って直さなきゃ~!」って慌てても、メイク直しって、イマイチどうやるのかわからないですよね。
拭っただけでいいの?
上からファンデを乗せる?
もういっそ洗顔しちゃう!?
しかも、これから夏に向かうにつれて気温も湿度もどんどん上昇。メイク崩れも加速度的に進行してしまう、夏との戦いが始まります…!
そうなる前に、ベースメイクの効果的な直し方を知っておきましょう♪

もしメイクが崩れてしまっても、直し方さえわかっていれば怖くありません。
今回はベースメイクに絞って、くずれてしまったときの直し方をまとめていきます!
目次
メイク崩れとは何か? 原因は?
直し方の前に、メイク崩れについてまとめておきます。
メイク崩れとは、メイクが皮膚から浮き上がってしまったり、毛穴に落ちてしまったり、ドロドロに溶けてしまったりすることを指します。
その原因は、メイクしてから時間が経って分泌された皮脂や汗です。
化粧品の多くは油分でできているので、過剰に分泌された皮脂は化粧を溶かしてしまうのです。汗も同様で、皮脂と一緒になって、せっかく肌に密着させた化粧を浮かせてしまうのです。
とくに皮脂の分泌されやすい鼻周りのTゾーン、目立ちやすい頬の毛穴落ちは深刻です。顔の中心なので、どうしても視線が行ってしまうためです。




夕方から人と会う予定が…なんてときに、メイク崩れしたまま会うわけにはいきません!
さっそく直し方を見ていきましょう♪
メイク直しのやり方 3通り
ここからは、効果的なベースメイク直しのやり方を3つ紹介します。
お肌のタイプや持ち物などによって向き・不向きがありますので、ご自分に一番合う方法を試してみてくださいね!
オイリー肌ではない方に向いている方法
まずメイク直しに使う道具を挙げます。
- 美容液 or 乳液
- フェイスパウダー or 薄づきのパウダーファンデーション
- スポンジ
- ブラシ or パフ
- ティッシュ
以上です。
いつもメイクするときに使うアイテムばかりですよね!
では、肝心の直し方を見ていきましょう。
- 2枚組のティッシュを1枚はがし、崩れてしまった部分をそっとぬぐい、皮脂を取り去る
- 手の甲などに美容液(または乳液)を小豆1つ分程度取り、スポンジになじませる
- 美容液(または乳液)をなじませたスポンジで、メイク崩れしてしまった部分を均す(平らにする)
- ブラシ(またはパフ)で、フェイスパウダー(または薄づきのパウダーファンデーション)を塗る
これでメイク直し完了です。
そんなに難しくないですよね? でもいくつか注意点があります!
まず…、
- ゴシゴシしない!
崩れてしまった化粧を落としたいからと力を入れすぎてしまうことがあります。力を入れてこすってしまうと肌を傷つけてしまう可能性があります。皮脂をぬぐう際やスポンジで均す際、そっと行うことを心がけましょう!
- 美容液(乳液)をきちんとなじませる!
美容液(乳液)を塗布したスポンジで崩れた部分を均してすぐは、まだお肌に美容液(乳液)がなじんでいない状態です。なじんでいない状態でその直後にフェイスパウダー(パウダーファンデーション)を乗せてしまうと、ヨレや崩れの原因となってしまいます。
ハンドプレスするなどして美容液(乳液)をお肌になじませてから、次の工程へ移りましょう!
お肌にじっくり美容液(乳液)をなじませる時間がないときは、ティッシュなどで優しく押さえるだけでも仕上がりが変わります。
- あぶらとりがみは避ける
浮いた油分を取り去るのにあぶらとりがみを使用している方も多いと思うですが、オイリー肌でない方があぶらとりがみを使うと、本来必要な油分も取り去ってしまい、結果としてお肌の乾燥を招く可能性があります。
個人差が大きい部分なので、お肌の調子に合わせてティッシュかあぶらとりがみか、選んでくださいね。
オイリー肌の方に向いている方法
基本的に「オイリー肌でない方」と同じですが、道具にやや違いがありますのでご注意ください。
ではまず、メイク直しに使う道具から!
- 美容液
- フェイスパウダー or 薄づきのパウダーファンデーション
- スポンジ
- ブラシ or パフ
- ティッシュ or あぶらとりがみ
以上です。
オイリー肌の方は皮脂の分泌が多めなので、油分を多く含む乳液の使用は避けた方がよさそうです。
また、ティッシュよりもあぶらとりがみの方が効率的な場合もあります。オイリー肌でない方の場合あぶらとりがみは必要な油分も取り去ってしまうことがあるので避けた方がよいそうですが、オイリー肌の方の場合は逆です。
パウダーファンデーションとフェイスパウダーの場合、パウダーファンデーションの方が油分が多いため、油分が気になる方はフェイスパウダーを選ぶと吉です。
ティッシュを使うかあぶらとりがみを使うか、フェイスパウダーを使うかパウダーファンデーションを使うか…。ご自身のお肌の調子と相談して、使う道具を工夫してみてくださいね!
肝心の直し方と注意点は「オイリー肌でない方」と同じです♪
メイク直しの道具を少なくしたい方
「メイク直しはしっかりやりたいけど、そんなにたくさん道具を持ち歩きたくない!」
…って方もいますよね?
そんな方にオススメのグッズがあるのです!
それは……、
「ポケット お化粧直しコットン」
です!
資生堂の商品で、ドラッグストアなどで購入できます。価格も数百円程度で、これひとつでメイク落としと化粧下地効果が得られる、非常に心強いアイテムです♪
ちょうどポケットティッシュと同じくらいの大きさで、ウェットティッシュのような感じです。持ち運びにも便利ですね。
「ポケット お化粧直しコットン」を使ったメイク直しの方法はカンタン!
- 「ポケット お化粧直しコットン」で、直したい部分をサッとぬぐう
- ぬぐった部分にフェイスパウダー(またはパウダーファンデーション)を塗る
…これだけなんです。ね? カンタンでしょ?
「ポケット お化粧直しコットン」を使用する際の注意点は以下の通りです。
- ゴシゴシしない!
もう何度も述べてきたことですが、メイクを落としたいからとゴシゴシしちゃダメです! お肌に傷がついてしまう可能性があります。
- コットンを使った後、ティッシュオフする
「ポケット お化粧直しコットン」は、コットンに液がかなり染み込んでいます。この液がメイクを落とし、化粧下地効果を与えてくれるのですが、使用後はお肌が結構びちょびちょになります。
ですので、コットンで濡れた部分をしっかりなじませるか、もういっそティッシュオフしてしまいましょう!
そうすることで、フェイスパウダーやパウダーファンデーションがきれいに乗りますよ♡
メイク直しのやり方・まとめ
いかがでしたか?
メイク直しに必要な道具は普段のメイクで使う道具で十分!
やり方も難しくないですよね。




大事なのは丁寧にやること!
ただそれだけです♪
自分に合ったメイク直しの方法で、いつまでもメイクしたてのきれいな肌をキープしましょう!