みなさんは、メイクするときに隠したいものってありますか?
赤くぽつんと残ってしまったニキビ痕とか、頬にできてしまったシミ、そばかす、目の下のクマなどなど…あまり目立たせたくないポイントって、みんなそれぞれにありますよね。
でも、隠したいからってファンデーションを厚塗りするといかにも「しっかり化粧してます!」って感じに見えてしまうし、ファンデーションの厚塗りは化粧崩れの元。できれば厚塗りせず、上手に隠したいものですよね。
そんなときに使えるのがコンシーラー!
コンシーラーの特徴と使い方を知ることができれば、隠したいポイントをきれいにカバーしながら、美肌に見せることもできちゃうんです♪
しかも、コンシーラーって実はベースメイク以外にも使えるんだとか…?
ということで、今日は知ってるようで全然知らないコンシーラーについてまとめます!

目次
コンシーラーの種類・使い方と特徴
さまざまな化粧品会社が多種多様な商品を展開しているコンシーラー。商品によって、タイプも、得意分野も、成分も様々です。「買ったけど使えなかった」…なんてがっかりしないように、自分にぴったりの商品を手にしたいものです。
概要を紹介しますので、お顔の隠したいポイントを想像しながら読んでみてくださいね!
ペンシルコンシーラー
ペンシルコンシーラーは、鉛筆のような形をしたコンシーラーです。専用の削り器で削って使います。
コンシーラーの中でもとくに硬いテクスチャーで、先が細いので細かい箇所――たとえば小さいシミや、くちびるの輪郭どりなどに便利です。
また、油分が比較的少なめなので崩れにくい点も特徴です。
<使い方>
- 隠したいポイントを直接ペンシルでなぞる
- ペンシルで書いたところを指やブラシ、綿棒などでぼかし、なじませる
スティックコンシーラー
スティックコンシーラーは、リップクリームや口紅のように繰り出して使うコンシーラーです。
ペンシルよりも太いので、ペンシルでカバーするよりも多くの面積をカバーしたいときに便利です。やや硬めなので、使うときにお肌にぐいぐい押し付けないように注意してくださいね。
肌によく密着し、カバー力が高いこともスティックコンシーラーの特徴の一つです。
<使い方>
- 隠したいポイントに直接スティックコンシーラーを滑らせる
- 肌の上のコンシーラーを指やブラシ、綿棒でぼかし、なじませる
クリームコンシーラー
さまざまな形状のあるクリームコンシーラーですが、パレットケースに入っているものが多いでしょうか。パレットケースに入っている場合、数種類の色違いのコンシーラーがセットになっていることが多く、コンシーラー同士を混ぜて使うことも可能なので非常に使い勝手がよいコンシーラーです。
通常、メイクブラシにとって使うので、ブラシによって広範囲をカバーすることも、細かいところをカバーすることもできます。
油分がやや多いので、顔の良く動くパーツ(目や口周り)に使うと崩れの原因になることも。こってりつけすぎないようによく注意してくださいね!
<使い方>
- コンシーラーをブラシやメイクチップで取り、隠したいポイントに点置きする
- 点置きしたコンシーラーを指やブラシ、メイクチップなどでなじませる
リキッドコンシーラー
リキッドコンシーラーは、液状のコンシーラーです。非常に伸びがよく肌につける際のストレスが少ないことが特徴ですが、他のコンシーラーと比較するとややカバー力が低めです。
一方、リキッドゆえに保湿効果の高い商品や、パール入りで美肌に見せてくれる商品などもあり、使い方と特徴さえ心得ていれば非常に便利なコンシーラーです。
<使い方>
- リキッドコンシーラーを手の甲などに取り、隠したいポイントに点置きする
- 点置きしたコンシーラーを指やブラシなどで肌になじませる
パウダーコンシーラー
パウダーコンシーラーは、粉状のコンシーラーです。パウダー状なのでパフやブラシによってつければ頬全体など、広範囲をカバーすることもカンタンにできます。
つけるのがカンタンがゆえに、つけすぎてしまう恐れも…。パウダーコンシーラーをつけるときは、つけすぎないように少しずつつけてくださいね!
<使い方>
- パウダーコンシーラーをブラシやパフに取る
- 隠したいポイントにうすくつける
コンシーラーを使う順番はファンデによって変わる!
朝一番にメイクをするとき、コンシーラーを使う順番って気にしてますか?
実は、コンシーラーを使う順番は、お使いのファンデーションの種類によって変わるんです!
正しい順番でコンシーラーを塗れば、ヨレたり崩れたりしづらいので美肌をキープしやすいですよ♪ ぜひ参考にしてくださいね!
リキッドファンデーションを使っている場合
リキッドファンデーションを使っている場合のベースメイクの順番は、
化粧水・乳液などでお肌を整える→化粧下地→コントロールカラー→ファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー
です!
リキッドファンデーションを使っている場合は、ファンデーションのあとに、ファンデーションでカバーできなかったところをコンシーラーで補強する…といったイメージです。
最後のフェイスパウダーをつけることで、ベースメイクが崩れにくくなりますよ♪
パウダーファンデーションを使っている場合
パウダーファンデーションを使っている場合のベースメイクの順番は、
化粧水・乳液などでお肌を整える→化粧下地→コントロールカラー→コンシーラー→ファンデーション
…となります。
コンシーラーを塗ったところにファンデーションを塗るときは、コンシーラーをぬぐい取ってしまわないように注意してくださいね!




コンシーラーの意外な使い方♡
これまで、ニキビ痕やシミ・そばかすを隠すことを中心としたコンシーラーの使い方を紹介してきました。
が、実はコンシーラーの使い方はそれだけはないのです!
意外ともいうべきコンシーラーの使い方を紹介しますので、明日からのメイクに役立ててください♡
ハイライトとして仕込む
コントゥアリングという、立体感を出すメイク方法の応用です。
通常、コントゥアリングではハイライトとシェーディングを用いて顔に立体感を与えますが、ハイライト&シェーディングの両方を使ってしまうとあまりにもキマッたメイクになってしまうので敷居が高くなりがちです。
そこで、コンシーラーをハイライト替わりに仕込むことで、より自然な立体感を表現してみましょう!
使うのは、地肌の色よりも明るめのリキッドコンシーラー。
鼻筋を中印としたTゾーン、目元のCゾーン、目の下の頬にコンシーラーで明るい色を入れておくと、お肌の印象をパッと明るく見せてくれますよ♡
ただし、つけすぎは化粧崩れのもとなので、うす~くつけるように気をつけてくださいね!
アイシャドウベースとして使う!
アイメイク前に、アイホールにほんの少しコンシーラーを塗ってみましょう。アイシャドウの発色が鮮やかになりますよ♪
リキッドコンシーラーか、ゆるめのテクスチャのクリームコンシーラーがオススメです!
眉の生え際をキレイに♪
眉の形を整えるために、剃刀で沿って整えているかたも多いのでは?
剃刀で眉を整えるのはお手軽ですが、剃りあとが青くのこってしまいがち…。
そんなときは剃りあとにコンシーラー!
ほんのすこ~しコンシーラーを伸ばすだけで、剃りあとが目立ちにくくなりますよ♡
オススメは、クリームコンシーラーやペンシルコンシーラーなど、ちょっと硬めのコンシーラーです。
化粧直しに使う!
なんとなんと、メイク直しにもコンシーラーが役立つんです!
通常のメイク直しでは、ファンデーションやフェイスパウダーを使う方も多いと思うですが、それをコンシーラーにチェンジしてみて!
適度にカバー力があり、油分が多すぎず、指でぼかしやすいコンシーラーは実はメイク直しの心強いパートナー。
やり方はいつものメイク直しと同じ!
崩れてしまった化粧をティッシュやスポンジで均したら、うす~くコンシーラーを塗って、その上からサッとフェイスパウダーをはたくと崩れにくいですよ♪
おすすめはリキッドコンシーラーかクリームコンシーラーなど、柔らかめのコンシーラーです。




コンシーラー・まとめ
いかがでしたか?
知っているようで意外と知らないメイクアイテム・コンシーラー。
この記事で、コンシーラーを使ってみようと思ってもらえたらうれしいです♡
また、いままでコンシーラーをつかったことがある方でも、この記事を読んで、いままでやったことのない使い方をしてみたい…!と思ったら、ぜひ明日から使ってみてくださいね♪