こんにちは、魔女見習い1号です!
春らしく、風の強い日が続きますね。
洗濯物がカラッと乾くのは気持ちイイですが、季節の変わり目のせいか、花粉や黄砂の影響か、この時期はニキビができてしまうのでとても憂鬱です……。
私の場合、あごやおでこなど顔の目立つところにできてしまうことが多いので、ニキビがあるときは人前に出るのがイヤになってしまいます。
大人になったらできなくなるって信じてたのに、今朝もニキビとご対面。朝一番から一気にテンションだだ下がりです!!
きっと同じような悩み、みなさんにもあるのではないでしょうか?
大人になってからも悩まされるニキビ。
ニキビはなぜできるの? もしニキビができてしまったらどうしたらいいの? ニキビの予防法はないの?
身近なニキビだけど、実はよく知らないですよね。
そこで今日は、ニキビについてまとめてみます!
目次
ニキビってなに?皮膚の病気ってホント?
ニキビとは、医学の世界では「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という名前のついた、皮膚の病気です。
10代~20代に多く見られます。
が、決して若い人だけのものではありません。「大人ニキビ」という言葉を聞いたことはありませんか? そう、ニキビは、大人になってもできるのです。
残念ながら、思春期を過ぎたからといって、ニキビとサヨナラできるわけではありません!
ニキビの種類

白、黒、黄、赤、紫…これって、なんだと思いますか?
実は、これらはニキビの種類なのです! 毛穴に詰まってしまったものの状態や炎症の深度によってニキビの色や周辺の肌の色が変わるので、「赤ニキビ」とか「黄ニキビ」なんて呼ばれることもあります。
白ニキビがいちばん症状が軽く、紫ニキビがいちばん症状の重いニキビだそう。紫ニキビは「結節性ニキビ」とも呼ばれていて、触るとゴリゴリしているのが特徴だとか。
ニキビができてしまったときは、ぜひ色もいっしょにチェックしてくださいね!
ニキビができるメカニズム
なぜニキビができるのでしょうか? また、なぜ悪化してしまうのでしょう?
ニキビができるメカニズムを簡単に説明すると、
1.思春期に男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになる
2.毛穴の出口の皮膚にトラブルが起き、毛穴が詰まる
3.男性ホルモンなどにより増えた皮脂が毛穴に溜まってブツブツができる(面皰)
そして、
4.皮脂の詰まった毛穴にアクネ菌が増殖
5.アクネ菌によって毛穴の周りに炎症が起きる
もっとひどくなると……
6.炎症により毛包(毛をつくる器官。皮膚呼吸なども行う)が破壊される
7.ニキビの治った傷痕が残る
…これが、ニキビのメカニズムです。とくに7の「傷痕が残る」がめちゃイヤですね!!!
アクネ菌が悪いの?
「アクネ菌」って、一度は耳にしたことがあると思います。
アクネ菌自体は正常な皮膚の毛穴にもいる常在菌です。アクネ菌は「ニキビを引き起こす悪いヤツ」ではなく、ふだんは皮膚を弱酸性に保ち、ほかの病原菌の繁殖を抑えてくれているのです。
ところが、何らかの理由で毛穴が詰まり皮脂が溜まった状態となると、大好物をたくさん与えられたアクネ菌が、炎症を起こす物質を産生してしまうのです。
アクネ菌が悪いわけではないのです。アクネ菌が元気いっぱいになってしまう環境が問題なのです。




ニキビができちゃった! どうすればいい?
ニキビがあると、痛くて目立つし、イヤですよね…。痕を残さず、早くきれいに治したい!
ニキビができてしまったら気になりますが、絶対に汚い手でさわってはいけません。
つぶすのは厳禁です!
1.皮膚科へGO!
炎症がひどくなってしまったら、ニキビ痕が残ってしまうかもしれません。そうなる前に、専門家に診てもらいましょう!




芸人さんやアイドルの方が出演している「ニキビは病院へ!」というCMを見たことはありませんか?
最初に書いたように、ニキビは「尋常性ざ瘡」という皮膚の病気です。ですので、ニキビは皮膚科のお医者さんが治してくれます!
「ニキビで病院なんて……」
と、悩む必要はありません。お医者さんもきちんとあなたのニキビと向き合ってくれます。ニキビはれっきとした病気なのです!
皮膚科では、通常、塗り薬か飲み薬が処方されることが多いようです。
私のときは塗り薬と消毒液をいただきました。きちんと消毒して、いただいた薬を塗っていたら、ニキビはちゃんと治りました♪
2.市販薬を使ってみる!
ドラッグストアなどに、ニキビ用の市販薬があります。塗り薬、貼り薬など、種類も様々です。
薬剤師さんに相談しながら、自分に合ったものを選びましょう。
3.清潔に保つ!
ニキビのメカニズムを紹介したときに、過剰に分泌された皮脂がアクネ菌のエサであることも紹介しましたね。ならば、皮脂を肌に残さないように清潔に保ちましょう!
洗顔の際は、泡立てネットなどでよく泡立てた洗顔せっけんでやさしく洗いましょう。
気になるからとゴシゴシこすってはダメですよ。
また、ニキビ用の洗顔料も市販されていますので、試してみるのもいいかもしれません。
ニキビの予防法は?
皮脂の過剰な分泌がニキビに関係していることはお分かりいただけたと思います。
つまり、皮脂が過剰に分泌されないようにすれば、ニキビが防げる可能性があるのです!
そのためには…
1.バランスの良い食事を摂る
2.じゅうぶんで質の良い睡眠をとる
3.肌を清潔に保つ!
この3つのポイントを押さえた生活を送ることが理想です。
…だけど、これって、実践するのはとても難しいですよね。
これらを心がけることが逆にストレスになってしまい、よけいに過剰に皮脂が分泌されてしまうかも……。そうなっては元も子もありません!
そんな魔女見習い1号やあなたのために、お肌のケアをしながらニキビを予防できる商品もあるようです。
便利な商品があるものですね…! ありがたいことです♪
生活の改善もとても大事ですが、このような商品の力を借りることも、ニキビ予防の助けとなるかもしれません。
ニキビとは何か・まとめ
長年悩んできたニキビ。
メカニズムや原因を知ると、なるほど!と思える点があったのではないでしょうか?
ニキビができないように生活習慣を改めたり、ニキビ予防用の商品を使ってみたりして、ニキビができにくい環境を作りたいですね♪




思春期からのお付き合いですが、私自身、原因や予防法など、ニキビのことをよく知りませんでした……。
でも今回ブログを書くにあたって改めて調べてみたら、ニキビと上手に付き合っていくことができそうな気がしてきました!
たぶん、この先も私にニキビはできるでしょう。
でも、過剰に落ち込んだり、ヒステリックになる必要はなくて、上手にニキビと付き合っていくことこそが大事なんだと思います。