すれ違いざまにフワッ…といい香りがすると、男性でも女性でも、どんな人でも気になってしまうもの。いい香りのする人って、とっても魅力的ですよね!
香りを味方につたいとき、すぐに思いつくのが香水。ハイブランドのものからドラッグストアや雑貨屋で買えるものなど、お値段も種類も、もちろん香りもさまざま♪
香水をつける場所に決まりはあるの?
香水をつける場所に意味があるって本当??
今日はそんな香水についてのアレコレをまとめます!

調べてみたら香水ってとても面白い! とても長~い記事になっちゃったんで、明日更新の「香水をつける場所に意味があるって本当?オススメの場所は?②」に続きます♪
目次
香水って?種類と名称の違いは何?
お店に行って香水を観てみると、「コロン」とか「パルファン」、「オードトワレ」…なんて、さまざまな種類がありますよね。どれも良い香りがしますが、どんな違いがあるのでしょう。
まずはそれぞれの違いと名称の意味から説明しますね!
香水は、成分に含むエタノール濃度(賦香率)によって種類・名称が異なります。とはいえ、これは絶対的なものではなく、ブランドやメーカーによって差があったりします。
ですので、これから紹介するエタノール濃度による名称の差や香りのもち時間は、あくまで目安だと思ってください。
なお、エタノール濃度の高い香水のほうが濃度が濃く、香りが強い傾向にあります。
パルファム、パルファン
パルファムは、エタノール濃度15~30%の香水で、数ある香水の中でもエタノール濃度が最も濃く、一番香りのもちがよい香水です。各フレグランスメーカーの最上級フレグランスと言えるアイテムに「パルファム〇〇」とか「〇〇パルファン」と名付けられていることが多いです。
そのため、お値段は他の種類に比べるとお高めです。
香りのもち時間は5~12時間とか、5~7時間とか、説明によってまちまち。でも、ほかの種類より長持ち…と覚えておけばよいのだと思います。
パルファムのつけ方は「点でつける」です。お肌にチョン、と1~2滴落とせばOK!
オーデパルファム
オーデパルファムはエタノール濃度10~15%の香水で、スプレータイプのものが多いようです。「オーデ(Eau de)」はフランス語で「水の(Water of)」という意味。オー・デ・パルファムで「香りの水」という意味なんですって。また、「オーデ…」で「水っぽい、薄い」といった意味もあるのだとか。
香りのもち時間は5~6時間とか、5~12時間…こちらも説明によってまちまちです。
パルファムよりお値段がお手頃なため、いくつか持つのにもいいかもしれませんね!
オーデパルファムのつけ方は「線でつける」。スプレータイプが多いので線状につけるのは難しいですが、イメージだけでいいんですって。
オードトワレ
オードトワレはエタノール濃度5~10%の香水。略して「トワレ」とも呼ばれることもあります。
「オードトワレ」をフランス語で書くと「Eau de toilette」となります。
「Toilette…って、トイレ!? てことは、オードトワレってトイレ用~!!?!?」
と思ったそこのあなた! 半分正解で半分ハズレです!
フランス語の「Toilette」はたしかに英語にすると「Toilet」で「トイレ」という意味ですが、ここでは「化粧室」とか「身だしなみを整える場所」といった意味合い。つまり、オードトワレ=「化粧室で使う水」という意味なんです♪
香りのもち時間は2~5時間とか、3~4時間と、こちらも説明によってまちまち。とはいえ、パルファムやオーデコロンよりも香りが消えやすいと覚えておけばOKですね。
オードトワレのつけ方は、オーデパルファムと同じ、「線でつける」です。だけど、こちらもスプレータイプが多いのでそんなに気にしなくていいみたい。
オーデコロン
オーデコロンは、エタノール濃度1~5%の香水。略して「コロン」と呼ばれることもあります。
香水の種類の中では一番エタノール濃度の薄いタイプで、香りのもちも短く、ライトな付け心地のものが多い様子。ってことは、初心者の方はここからスタートすれば無難ですね♪
香りのもち時間は1~2時間くらい。もしつけすぎてしまってもすぐ香りが消えてしまうので安心です。
オーデコロンのつけ方は「面でつける」が基本だそう。これは、チョンチョンとつける「点でつける」や、ツーッとなぞってつける「線でつける」タイプと違って、一塊の広い範囲につけるということだそう。
香りが消えてしまいやすいコロンは、時間が経ったら足首などにつけなおすすると自然でGood♡




実は香水のつけ方は決まっていない
これまで、
- 点でつける
- 線でつける
- 面でつける
と、3種類のつけ方をそれぞれの香水ごとに説明しましたが、実は香水のつけ方って決まっていないんですって!
それは、個々人の体温の違いや季節による気温の違いなどによって、どのように香水をつけるのが一番よいのか、ザ・ベストを提示するのが難しいため。
なので、基本的なつけ方はあっても、「必ず守らなくてはならない」という意味ではないんですって!
自分にとって一番いいつけ方は、自分で探すしかないんですねえ…。
香水をつける場所に意味があるって本当?
指輪やピアスなど、つける位置や個数によって「結婚しています」とか「パートナー募集中です」といった意味があるアクセサリーもありますよね。
指輪を付ける位置と意味については、過去このブログでも紹介しました♪
…が、香水にも、「つける場所による特別な意味」はあるのでしょうか? よく言いますよね、耳の裏がいいとか、胸元がいいとか…。
いろいろと調べてみたのですが、どうやら香水をつける場所に特別な意味はないようです。
よく言われる「香水をつける場所」は効率的に香水の香りを立たせることができる場所のようで、それ以上の意味はなさそうです。
…とはいいつつ、ハグしたときに耳元からフワッと香りがしたら素敵ですよね。あるいは、書類を手渡ししたときにフワッと香ったら…。
TPOに合わせて香水を効果的に使えたらステキですね♪
どこに香水をつけたら効果的か、明日更新の「香水をつける場所に意味があるって本当?オススメの場所は?②」に続きます!




香水あれこれ①・まとめ
いかがでしたか?
調べてみたら面白くて、①では香水の概要しかまとめられませんでした…。
明日の記事「香水をつける場所に意味があるって本当?オススメの場所は?②」では、つけると上品に香るオススメの場所についてもまとめますので、これから香水を使う方はぜひとも読んでくださいね♡