さあ! 昨日に引き続き、香水についてまとめます♡
昨日の記事「香水をつける場所に意味があるって本当?オススメの場所は?①」では「名称による香水の違い」「香水をつける位置の意味」についてまとめましたが、今回は実践編です!
香水って、どのように使ったら効果的なのか、イマイチよくわからないですよね。
しかも、つけすぎると「くさい!」って思われちゃうことも…。
でも、ちゃんと「つけ方」を知っていればそんな不安ともおさらばできます! 最後まで読んで、香りのおしゃれを楽しんでくださいね~!

目次
香りの基本と香水のつけ方
好みの香水を手に入れて、いざつけてみよう!と意気込んでいるそこのあなた!
ちょっと待って!!
香水の良い香りを邪魔しないために、香水をつける前にいくつか注意した方がよいことがあるんです。
せっかく素敵な香水を手にしても、香りの邪魔をしてしまってはもったいない! 「つけ方」を読む前に、目を通してくださいね。




香水をつける前にシャワーを
汗のにおいや体臭は、香水の香りの大敵です。汗のにおいや体臭と香水の香りが混ざると悪臭になってしまうこともあるため、香水をつける前にシャワーなどで洗い流してしまうと安心です。
手間に思うかもしれませんが、一度シャワーでリセットしてから香水を使いましょう!
制汗剤は無臭をチョイス
せっかくの香水の香りを制汗剤で邪魔してしまってはNGです! 香水上級者は朝につけた香水と違う香水を夜につけることで、ほのかに混ざり合う2種類の香りを楽しむこともあるようですが、香水と制汗剤の香りではうまくなじまないかもしれません。
気に入った香水の香りをしっかり立たせるためにも、制汗剤は無臭のものを選んでくださいね。
人と会う30分前くらいにつけて
香水には、つけて10分後くらいに香るトップノート、つけてから30分後くらいに香るミドルノート、そして、徐々に薄れていくラストノートと、香りの変化があります。購入の際にどのような香りに変化していくのか、店員さんの話をよく聞いて香水を選んでくださいね♪
つけたての香水にはアルコール臭が含まれることがあり、「ツンとしたにおい」となってしまいがちです。そのためトップノートを楽しみたいなら、おでかけの10分前くらいに香水をつけて出かけるといいみたい!
ミドルノートはその香水本来の香りと言われていて、その香水のいちばん美しい香りであるとされています。
ですが、ミドルノートが香ってくるのは香水をつけてから30分後くらい。なので、人と会う30分くらい前に香水をつけることができたらベスト!
パーティなど特別な席では、早めに現地に着くようにして、化粧室でワンプッシュできたら最高です♡
香水のつけ方
香水にはいくつかつけ方がありますが、実はつけ方には決まりはないみたいです。
個々人の体温の差や、季節による気温の差などによって香り方や香りの消え方に変化があるので、「いちばんいいつけ方」には個人差があるとのこと。
以下に、主な香水のつけ方を紹介しますので、自分にピッタリのつけ方を探してみてくださいね♡
1.点でつける
パルファムの基本的なつけ方とされています。お肌の上に、香水1~2滴をチョンチョンと置くつけ方です。
このとき、置いた香水をすりつぶしてしまうと香りの成分を壊してしまうので良くないんですって。香水を置いたら乾くまで放置しましょう!
2.線でつける
オードパルファムやオードトワレの基本的な付け方とされるつけ方で、お肌の上に線を描くようにつけるやり方です。
「点でつける」と同じように、肌の上で香水をすりつぶすのはよくないみたい。乾くまで頬っておきましょう。
3.面でつける
オーデコロンの基本的なつけ方です。スプレータイプの香水は液体の香水に比べて広い面積に対してつけるので、「面でつける」というつけ方になります。
つけ方は、香水を10~15センチ程度離したところからワンプッシュ。
これも、1.2と同じように乾くまで待ちましょう!
4.ワンプッシュしてくぐる
スプレータイプの香水でできるいちばんライトなつけ方で、空中に香水をワンプッシュし、その中をくぐらせるつけ方です。
肌に香水を密着させづらいので香りのもちはよくないですが、ふんわりほのかに香らせたいときはこのつけ方がオススメです!
朝につけた香水の香りが薄くなってきたときに付け足す場合にもオススメのつけ方です♡
香水をつけるオススメの場所と避けた方がいい場所は?
香水は体温によって温度が上がることでふわっと香り立ちます。
香りの特徴は、下から上へ上ってくること。そのため、実は香水は下半身につけると上品に香るんです♡
またいちばんいいのは、ほんの少量の香水を全身につけることなんですって。つけすぎに注意しながら、上品に香らせたいですね。
香水をつけるオススメの場所
さあ、香水をつけると良いポイントをオススメ順に列記しますね!
- 足首
- 膝のうら
- へそ
- 手(爪の裏側)
- 手首の内側
- ひじの内側
- ハンカチ
- スーツの内ポケット
- スカートの裏地やブラなどの下着
- 肩
- 耳の裏(日の当たらない部分)
とくに初心者の方は箇条書きの上の方、つまり体の下の方からつけ始めることがオススメです。いきなり上半身の鼻に近いところに香水をつけてしまうと、香りに酔ってしまい、つけすぎに気づけない可能性があるためです。
どこにつける場合でも、ほんの少しずつけてくださいね!
膝のうらやひじの内側は皮膚が薄いので、敏感な方は肌荒れを起こす可能性があります。よく様子を見ながらつけてくださいね!
また、ハンカチやスーツの内ポケット、スカートの裏地、ブラジャー、下着につける場合、素材によって香水に含まれるアルコールで繊維が傷む可能性がありますので、目立たないところにごく少量つけて、大丈夫か試してくださいね。
このほか、香水を湯船に一滴♡で気分をリフレッシュ…なんて香水上級者もいるみたいですよ♪
香水をつけるNGな場所
ここからは、香水をつけない方がよいとされている場所を紹介します。
- 首、デコルテ=日光による影響で肌トラブルとなる可能性あり
- 鼻=香りに酔う
- 汗をかきやすい場所=わきの下、足の裏、デリケートゾーン
- 皮脂の分泌が多いところ=おでこ、頭皮など
- 耳たぶ=あたたかくないため香りが立ちにくい
- 毛皮やシルク、なめし皮など=痛む可能性が高い




香水には日光の影響を強めてしまう成分が入っている可能性があるため、日に当たるところには香水をつけないようにしましょう。シミなどの肌トラブルを招く可能性があります。
香水をつけすぎた! どうすればいい?
つけ始めは誰もがついつい香水をつけすぎてしまうもの。
香水をつけ終わった後、「自分の香り」を感じたら、つけすぎてしまっているかも…。
そんなときは、
- 無水エタノール
- アルコール
- ウェットティッシュ
…などで拭ってみてください。
完全に香りを取り去ることはできないかもしれませんが、すこしは香りを和らげることができるかも……。
また、スカートの裏地やスーツの内ポケットにつけた場合、一度洗濯・クリーニングしただけでは香りが落とせない場合があります。
肌につける場合も、衣類などにつける場合も、くれぐれもつけすぎないように使いましょう!
香水あれこれ②・まとめ
いかがでしたか?
最後につけすぎについて煽ってしまいましたが、ふんわり香る香水はステキな大人の現れ。もしこの記事を読んで香水に興味を持ったなら、ぜひ好みの香水を探して、身に着けてみてくださいね♡
きっと香水はあなたのおしゃれをワンランクアップさせてくれますよ!