秋から冬にかけての乾燥がひどい季節は、どうしても唇が荒れてしまいやすいですよね…。ガサガサになった唇には口紅もうまくフィットしませんし、見た目に痛々しい! なんとかして早く治したいですよね。
どうしたら荒れてしまった唇を早く治すことができるのでしょうか?
唇が荒れてしまう原因は?
効果的で簡単なリップケアの方法は??
筆者の私自身、季節に関係なく唇が荒れて常に困っているので、今回は唇のお手入れ方法やリップケアアイテムを中心に調べてみました!

誰にでも取り組める簡単なものから、きちんとお金をかけて取り組む方法まで、いろいろな唇のお手入れ方法があります。どうかあなたの唇の荒れに効き目があるものがありますように…!
目次
唇が荒れる原因って?
唇はなぜ荒れるのでしょうか?
それは唇が、
- 角質層が薄く皮脂膜がないためバリア機能が弱い
- 常に外気に晒されていることから摩擦や刺激を受けやすい
ためのようです。
さて、下で具体的な要因について見ていきましょう~↓
乾燥、紫外線など
空気中の湿度が下がり乾燥が続いたりすると、常に露出している唇はもろにダメージを受けてしまいます。空気の乾燥する秋から冬に唇がとくに荒れやすいのはこのためです。
また、太陽光などに含まれる紫外線も刺激の一種であり、長時間紫外線を浴びたりすると唇が荒れる原因になるようです。
唇を舐める癖がある or 触りすぎ!
私もあります、唇を舐める癖! 無意識だから困ったものです…。上述の通り、唇の角質層は薄いため、唇を舐めたときに付着した唾液の蒸発に伴って乾燥してしまい、唇の荒れを引き起こしてしまうのだとか。
また、単純に唇に触りすぎてしまうのも良くないようで、口紅の塗りなおしやリップクリームを塗る回数が多いとそれも刺激になるそう。これは結構な盲点ですよね…良かれと思って…のハズなのですが。口紅やリップクリームを塗る際に唇に触りすぎてしまうと、唇の荒れを引き起こすのみならず、色素沈着を起こすこともあるようなので、とくに気をつけなければ…ですね!
口呼吸
唇と、その内側の口腔内の粘膜は地続き。つまり、口呼吸をしていると唇も一緒に乾いてしまうのだとか! 風邪や花粉症で鼻が詰まってしまった場合は口呼吸も止む無しですが、日常的に口呼吸になっている方はご用心。
口呼吸は唇の荒れを引き起こすのみならず、口臭の原因となる場合もあるのだとか。心当たりのある方は、ぜひこの記事を読んだことをきっかけに口呼吸を直してみては?
寝不足、栄養不足
万病の大敵である寝不足・栄養不足が、やっぱり唇の荒れの原因でもありました。こればっかりは努力で何とかするしかない! 生活リズムを整え規則的にしたり、栄養バランスに注目して日々を健康的に過ごしたいものです。
口紅やリップクリームが体質に合わない
「なぜかこのリップつけるとメチャ荒れるんだよね…」そんなアイテム、持ってませんか? 私は持ってます…。つまりそれって、体質と合わないアイテムってことなのです!
どんなに色やテクスチャーが気に入っていても、合わないものは合わない。それはもう、身体が受け付けないということなのでしょう。これを機に、つけるたびに唇が荒れるアイテムを思い切って手放して、ご自分に合うものを探してみることを提案します!
また、古いアイテムにもご注意ください。商品や使い方、保管方法などにもよりますが、リップクリームや口紅などの消費期限は6か月程度のようです。もしかしたら、劣化してしまったアイテムを使っているから唇が荒れてしまうのかも…。古すぎるアイテムは衛生的な問題を孕んでいます。ぜひ手持ちのアイテムの棚卸をして、手持ちのアイテムを確認してみてくださいね!
口唇炎やアレルギーなどによるも
日頃の生活習慣や間違ったリップケアのほかに、病気が原因となって唇が荒れてしまう場合もあるみたい。セルフケアで治らないとか、長期間唇の荒れが続くようなら、お医者さんに診てもらいましょう!
ちょっと調べてみると、「口唇炎」、「口唇ヘルペス」、「アレルギー」などで唇やその周辺が荒れてしまうケースが多いようです。




自分にピッタリのケア方法とアイテムを選んで♪
さあ、ここからはケア方法やケアアイテムの紹介です。使い方や頻度、コストなどはさまざま。ぜひご自分に合うケア方法やアイテムを見つけてください!
酷い or 治らなければお医者さんへ!
皮膚のトラブルはお医者さんへ!!!
ニキビの記事を書いた時もしつこいくらい書きましたが、これ↑が基本です。身体のことで困ったらお医者さんへ。 餅は餅屋 に、皮膚のことは皮膚科のお医者さんに。専門家に診断を任せることが、結局のところ問題を長引かせない大きなポイントです。
セルフケアで良くならなければ、ためらわずにお医者さんにかかりましょう!
基本はとにかく保湿!
唇の荒れには、とにかく保湿! 保湿!! 保湿!!!
唇に潤いを与える代表的なアイテムは、
- リップクリーム
- リップオイル
- リップ美容液
- 医薬品のリップクリーム
などです。
商品によって値段やテクスチャーは様々。ドラッグストアなどで数百円で手に入るものから、デパコスのラインにある数千円のもの、柔らかいものから硬いものまでかなりの種類があります! 中でも「医薬品」の表示があるアイテムは効果が期待できるので、荒れが酷いときなどは心強いですね。
本当にたくさんの種類があるので、実際に手に取って試してみるのが一番です。ピリピリしたり、より乾燥がひどくなったりしないものを選びましょう。
リップアイテムの選び方のコツはズバリ、
値段的にも使用方法的にも 続けられるアイテム であること!
唇のケアはその場しのぎでは済みません。その日だけではなく、明日も、明後日も…と、日常的に続けられることが重要なポイントになります。ぜひご自身のお財布事情やアクセス事情などと相談し、「ケアし続けられる」アイテムを探してください!
就寝前にマッサージ!
就寝前にワセリンやハチミツなどで唇をマッサージする方法もあるようです。
やり方は…、
- 唇にワセリン(ハチミツ)を優しく塗り付ける
- 指の腹で小さな円を描くように、優しく静かに唇の表面をくるくるなぞる
- 剥がれた皮があれば取りのぞく
以上です。
ポイントはゴシゴシやらないこと! あくまでソフトに♡
簡単にできるケアなうえ、ぷるぷる唇が手に入るとか…! 荒れがひどいときはぜひ試してみたいですね。
週一度のスペシャルケア♡
デート前やここ一番!という日のまえは、ぜひ唇にもスペシャルケアを!
スペシャルケアアイテムの代表的なものは…
- リップ パック
- リップスクラブ
- リップピーリング
などです。
一つ上の「就寝前にマッサージ!」で紹介したワセリン(ハチミツ)を使ったパックも可能で、上記1~3のマッサージのあとに、「4.」として、
4. 唇全体をラップで覆い、5分パック!
を加えれば、そのままリップパックできちゃうそうな。簡単ですね!
スペシャルケアはここぞというときに力を貸してくれる心強いアイテムですが、適正な使用頻度があるため注意が必要です。特に、スクラブやピーリングは唇の表面を削り取るアイテムですから、あまり頻繁に使うと、さらに唇の荒れを招いてしまうかも…。
商品の取扱説明書やパッケージをよく読んで、リップケアアイテムを正しく使って美しい唇を手に入れましょう!




まとめ
唇はとくに目線が集まりがちなパーツ。皮がめくれていたりガサガサだと、第一印象で損してしまいかねません。それに唇が荒れていると、せっかく口紅を塗ろうとしてもうまく塗れなかったり、ダマになってしまったりで気分がダウン…。唇の荒れってイヤですよねえ、本当に。
筆者は子供の頃から唇の荒れが酷く、笑ったり大きく口を開くたびに唇がひび割れ、冬の時期は常に血を舐めているような状態でした…。あのころの私に、リップケア方法を教えてあげたい。真冬でも、大きく口を開けて、思いっきり笑えるようにさせてやりたい…! 今回の記事は、そんな思いもあって書いてみました。
唇の荒れに困っている方に届いたらいいなあ。
一日の始まりに笑顔で鏡に「おはよう」を言えるよう、日常的なリップケアで健康的で美しい唇を手に入れましょうね!!