そのマスカラ大丈夫?古いマスカラは病気の元カモ!!

「あっ。このマスカラ、しまいこんだまま忘れてた…。いつ買ったやつかわかんないけど、せっかくだから使ってみよう!」

…なんて、気軽に古いマスカラを使っていませんか?

その行動、あなたの健康を害する要因になっているかも!!

今回は、意外と知られていないマスカラの捨て時と、古いマスカラが引き起こすトラブル、そして、安全かつ清潔にマスカラを使う方法について調べてみました。

記事を読み終わったら、ぜひ手持ちのマスカラをチェックしてみてくださいね~!

目次

コスメにも使用期限がある!

食べ物と同じように、コスメにも使って良い期限があるって知ってましたか? 恥ずかしながら、私はこのブログを始めてから知りました…。知らないでいたままだったらヤバかったな~古いマスカラ、平気で使ってたと思います…。

というわけで、ここからはマスカラの使用期限などについてまとめます!

マスカラの使用期限は?

マスカラの使用期限は、

開封してからおよそ3か月

のようです。

マスカラの成分や使い方、保管方法などによって若干の差はあるようですが、開封してからおよそ3か月がマスカラの寿命と覚えておきましょう。3か月のうちに使いきってしまいたいですね!

古いマスカラ、見分け方は?

「開封してから3か月って言って言われても。いつ開封したかなんて、覚えてないよ~!」

そんな方は、今すぐマスカラの蓋を開けて、ブラシやコームを観察してみましょう!

  • ブラシやコームにダマ、カスがついている
  • マスカラ液の絡みが悪い
  • マスカラ液にツヤがない

このような様子があったら、そのマスカラは古くなってしまっているかも。使ってトラブルを起こす前に、思い切って捨ててしまったほうがいいかもしれません。

未開封のマスカラは?

未開封のコスメの場合、その商品の成分に占める油分のバランスや質などで多少左右されるようですが、

適切な環境で保管した場合: 1年~3年

が未開封コスメの使用期限となるそう。

…とはいえ、いつ買ったかも思い出せないようなコスメは使わない方がいいかも…。たとえ未開封であっても、保管方法や状況によって、容器の中で成分が変化している可能性が否定できないためです。せっかく美しくなるために使うコスメですから、安全で新しく、清潔なものを使いたいですよね。

マスカラに限らず、古いコスメにはどうかご注意を!

古いマスカラ、なぜ危険?

さあここからは、古いマスカラを使うことでどんなトラブルがあるのかを紹介します。また、なぜそんなトラブルが起きるのかも合わせてまとめました。

これからまとめることは、マスカラに限らず

古いコスメを使うことで共通して起こりうるトラブル

と言えるので、ぜひ読んでみてくださいね!

内部で雑菌が繁殖! 目の病気の原因にも

マスカラは目の近くで使うアイテムのため、メイクアイテムの中でも特に雑菌が繁殖しやすいアイテム。

ブラシやコームでまつ毛にマスカラ液を塗布するというマスカラの構造上、必然的に涙や皮脂、汗などとの接触が起きます。すると、涙や皮脂、汗との接触によりマスカラの先端に雑菌が付着し、蓋を閉めることでマスカラ内部に雑菌が入り込み、雑菌が繁殖してしまう…というわけです。

マスカラ容器の中に雑菌がうじゃうじゃ~…しかもそれを、粘膜にほど近いまつ毛に塗りつけている…と考えると、かなり気持ち悪いですよね…。

雑菌が付着したマスカラを使用することで

結膜炎、麦粒腫など目のトラブルや感染症を引き起こす可能性がある

のだそう。お化粧をして感染症などになってしまうなんて、サイアクですよね。

酸化したマスカラ液で肌荒れの可能性も!

蓋の開け閉めで酸素に触れることにより、マスカラ液はどんどん酸化してしまいます。マスカラ液が酸化することで成分が変化し、肌荒れを引き起こす物質になってしまうこともあるのだとか。

注意したいのは、「封を切ったその瞬間から酸化が始まってしまう」ということ。封を切ってしまえば、酸化から逃れることはできません。だから、「このマスカラ、だいぶ前に買って一回使ったきりだけど、また使ってみようかな…」なんて古いマスカラが出てきても、安易に使用するのは考え直して! もしかしたらそのマスカラを使うことで肌トラブルを引き起こしてしまうかも…。

古くなったコスメを使う…なんて危険を冒すより、新しいアイテムを買った方が安全で、あなたのお肌のためになるはず!

古いマスカラが失明の原因に……

2018年7月に、オーストラリアで恐ろしい事件が報じられました。20年前のマスカラを使用した女性が、

「3年以内に失明する」

と医師から宣告されたというニュースです。

この女性はおしゃれのためにお化粧をし、20年前のマスカラを使用しました。すると、翌日両目に鋭い痛みが…。眼科にかかるも、その時点では異常なしという診断。その後も女性の目の痛みは続き、また、視力の悪化もあったそう。そんな中、地元のショッピングセンターで女性がベビーカーに躓くという出来事があり、女性の夫が眼科の再受診を勧め、女性は再度眼科を受診。

しかし、時すでに遅し。女性は古いマスカラを使ったことが原因で目の感染症を起こしており、医師からは「3年以内に完全に失明するだろう」と宣告されてしまったという…。また、女性は運転免許も失ってしまったとか。

専門医の話によると、この女性のケースはまれなケースではあるらしい。ですが、この悲惨な事件の原因が「古いマスカラを使用したこと」であるのは注目すべきです。いつ、だれでも、この女性と同じようになってしまう可能性があるということですから、古いマスカラ・古い化粧品には注意したいですね!

詳しくは、この事件を報じる記事↓をご覧になってください。古い化粧品について、考えが変わると思います!

参考:http://news.livedoor.com/article/detail/15059712/

マスカラを安全&清潔に使う方法は?

ここからは、マスカラと上手に付き合う方法についてまとめました。基本は「清潔に保つ」「時期が来たら捨てる」です。

とにかくティッシュオフ!

マスカラはまつ毛に直接塗布するために、まつ毛・涙・汗・皮脂などとどうしても接触する構造です。ですから、使うたびに清潔にすることが基本です!

マスカラを塗り終わったらすぐに容器に戻すのではなく、

  • 使うたびにブラシ・コーム部分を必ずティッシュで拭う!
  • 液漏れの際も、手で触らずティッシュでオフ!

これらのひと手間を加えましょう。

酸化させないようにする!

封を切った瞬間から始まるマスカラの酸化もできるだけ防ぎたいもの。酸化対策としてできることは…

  • しっかりキャップを締める!
  • できるだけブラシ・コームの出し入れを減らす!

せいぜいこれくらい…( ;∀;) でも意識しないよりはマシになるはず!

購入した日・封を切った日が分かるようにする

「このマスカラ、いつ買って封を切ったんだっけ…。捨てるべき? まだ使える?? 新しいの買わなきゃダメ???」

となるのが怖いですよね。いつ買ったものかわからないので捨てざるを得ず、そのたびに新しいマスカラを買い続ける…なんてのは不経済でもありますし。なので、いつ買って封を切ったのか分かるようにしておくのがオススメです!

たとえば…

  • シールなどを貼って、日付を書いておく!

原始的でありながら、結局はこれが一番簡単な管理方法かな~と思います。これなら、いつ購入したのか、封を切ったのか一目瞭然ですしね! 普通のシールもいいのですが、マスキングテープなどを使用すれば書き込みやすいのでオススメです♪

高温多湿、直射日光を避ける!

高温多湿の環境を避け、直射日光が当たらないようにするのが化粧品の保管の基本! マスカラ以外のコスメも、冷暗所に保管するようにしてくださいね。適切な環境に保管することで、劣化や酸化を防ぐことができるようです。

まとめ|古いマスカラは潔くポイ!

いかがでしたか?

とにかく私が伝えたいポイントは、

「古いコスメは使わず捨てる!」

です。

マスカラに限らず、古い化粧品はトラブルの元です。雑菌が繁殖しているかもしれないし、酸化や劣化で成分が変化してしまっている可能性もあります。せっかくおしゃれしてきれいになるためにお化粧をするのに、そのせいで肌トラブルや感染症になってしまうなんて、本当にもったいないことです。

それに古い化粧品って、たぶん、「もう心が求めていない」化粧品です。そんな化粧品を使うなら、今こころがときめくコスメを使った方が楽しいんじゃないかと思うんです。

この記事をご覧になったら、ぜひぜひ手持ちのコスメを棚卸してみてくださいね~! 古い化粧品・心が求めていないコスメは、思い切ってさようならです!